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皮の張りが弱いんだよな







ここからは来店されたお客様の本当のおはなしです。




お客様 「他のお店で皮を張り替えたんだけど、音色が良くないので、
張り替えてもらえますか?」


職人  「この皮、破れてませんよ。」


お客様 「でも、音色が気に入らないんです。」


職人  「そうですか・・・。あっ、あのワザがあった!」


「この皮、裏技で私が張り替えてもいいですか??」


お客様 「えっ!?裏ワザ??」


職人  「はいっ!同じ皮で張り直すことができるんですよ!」


「やってみてもいいですか??」


お客様 「音が良くなるんであれば、お願いします!」


数日後・・


職人  「これがあの技で張り替えた皮です・・。」


お客様 「これは前と同じ皮ですね。」


職人  「音、聞いてみてください。」


お客様 「トゥン・テン・テーン・・・」


「ヲヲー、すごい!前のより良くなってる!!」




ゆるんでいるだけの皮でしたら、あなたもこの物語の主役になれますよ!!


ただし、裂けて穴のあいている皮はちょっと・・。ごめんなさい。。






同じ悩みを持つお客様が多いと聞き、
開鐘屋皮張替えメニューに追加することにしました。




開鐘屋裏メニュー 再生皮張り 片面 8,925円(税込)




お手持ちの三線の音色に満足のいっていない方、
是非お試し下さい。




お問い合わせは、今すぐ!をクリック





TEL:098-877-3050


 


2007年05月20日

三線のラインをすり漆で実現

三線の美しいラインをすり漆で実現!

三線のすり漆について、ちょっとご紹介。
摺り漆(=拭き漆)とは、生漆を何度も摺り込んでは拭いての作業を繰り返し、艶を出していく漆塗りの技法です。摺り込む回数によって艶の度合いを調整できます。


ニュースレターを購読の方にはご紹介しましたが、”すり漆”始めました!

<左>塗る前の状態 <右>すり漆20回塗り

違い、分かりますか??

  上の写真は20回繰り返したもの。
  ちなみに1回塗りだと塗らない棹とほぼ同じに見え、つや消しの状態になります。

  摺り漆技法とは・・・

 
  生漆を丹念に摺り込んでは拭いての作業を繰り返し、艶をだしていく技法です。
  摺り込みの回数によって艶の度合いが変わるので、お好みに応じて調整すること
  ができます。


  現代の三線には、ほとんど本漆が使われておらず、せっかく職人が美しい形に
  仕上げても残念ながら分厚い塗りの三線がほとんどです。


  当店では、今まで通常の本漆とウレタンでラインをくずすことなく仕上げて
  おりましたが上記の塗りにすり漆技法を追加する事に致しました。


  また、通常の本漆とウレタンは外注にだしておりますがすり漆技法は、当店の
  職人がいちから仕上げますのであなたのお好みに応じることが可能となります。


あなたがこの塗りにより得られるのは下記の通りです。

       ① 棹のすべりが良くなり弾きやすくなる。


       ② 三線本来の型の美しいラインを得ることができる。


      ③ 何も塗ってない棹においては、ひび割れを防ぎ長持ちさせます。


      ④ 光を反射する棹ではなく高級感のある深い輝きを実現できます。


      ⑤ 木目の見える自然でより味わいのある棹を実現できます。


      ⑥ 一般の棹と差別化できあなたの個性が輝きます。

生漆の色はあめ色ですので、木目がそのまま出ます。
厚塗りではないので、三線のきれいなラインがそのまま残り、棹の滑りも良いです。

塗られていない棹が好きな方には”すり漆”おススメです。

この”すり漆”は開鐘屋の職人が担当、お客様のお好みに応じることができます。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

2007年05月20日 | トラックバック (0)